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法螺貝の袋(網袋)の作り方を画像付で詳しく解説【山に持って行こう】

「網袋」制作 – その4:肩紐

それでは肩紐部分の制作に入りましょう。

ここまで来れば、完成はもう目前です!

かなえ
かなえ

休み休みで大丈夫です。

確実に作り上げていきましょう。

肩紐の材料を準備

肩紐部分は、1本2mの紐が8本必要となります。(長さが心配な場合は、3m✕8本用意してください)

マクラメロープを2mずつ切り揃えたら、今度は4本2組に分けましょう。

網袋の開口部分に4本、口金部分に4本使用します。

まずは開口部分からスタートです。

開口部分に紐を通す

© kousaki kanae

4本1組に分けたマクラメロープを、今度は2本1組にします。

法螺貝を網袋に入れた後は、巾着のように入り口を引き絞って閉じます。

この引き絞りができるように、2本1組にしたマクラメロープを、ひばり結びの輪の中に左右から入れていきます。

この時、ひばり結びが左右に均等に4組ずつになるように注意してください

先に入れていた仮の紐は、不要ですので取り除きましょう。

マクラメロープを通し終えたら、左右とも固結びをします。

(輪の大きさを、誤って小さくしないように気をつけましょう!)

© kousaki kanae

固結びができたら、ここから4本丸編みを行ない、ロープ状に肩紐を制作していきます。

4本丸編みの行ない方は、以下の動画を参考にしてください。

4本丸編みは、裏側で編んでいくような感覚になるので、少々混乱しますが、がんばって編んでいきましょう!

結び方ナビ 〜 How to tie 〜 – 四つ組み(4本丸編み)のやり方 基本!簡単で分かりやすい 〜丸紐と平紐で解説〜

片方ずつ10cmほど編んだら、両方のマクラメロープを合体させます。

合体させると8本になりますので、今度は2本4組にします。

© kousaki kanae

今度はその4組で、4本丸編みをしていきましょう。

マクラメロープの端か、自分の身体のサイズに対して丁度良さそうな長さになったらストップ。

編んだ部分が解けないように、洗濯バサミなどで挟んで固定しておきます。

網袋の口金部分に結びつける

次に、口金部分に紐を取り付けます。

残りの4本1組を、口金部分の平結びの一つに回し入れます。

回し入れたら半分に折り、外れないように固結びをしましょう。

(4本1組で、ひばり結びをしてもOKです)

© kousaki kanae

固結びをしたら、8本を2本1組にします。

合計2本4組となりますので、その4組で4本丸編みをしていきましょう。

© kousaki kanae

こちらも、マクラメロープの端か、自分の身体のサイズに対して丁度良さそうな長さになったら、ストップしましょう。

同様に編んだ部分が解けないように、洗濯バサミなどで挟んで固定しておきます。

房の制作をしよう

いよいよ大詰めです!

制作した開口部分の肩紐と、口金部分の肩紐を2本合わせていきます。

自分の体格に合わせ、肩から提げた時に丁度いい長さを見つけてください。

丁度いい長さを見つけたら、洗濯バサミを外し、2本を合わせて固結びをしましょう。

この時、4本丸編みが解けてしまわないように注意してください。

固結びをしたら、余ったマクラメロープ部分を使い、今度はポンポン房を作ります。

ワンポイント

ポンポン房は装飾ですので、特に必須という訳ではないと思います。

そのため、すでにもう力尽きています……という場合は、無理に作る必要はありません。

余ったマクラメロープを適度な長さで切り揃えて、完成してもOKです。

ポンポン房の作り方は、以下のブログが参考となります。

まず、余った部分のマクラメロープの繊維を解しましょう。

繊維を解すと、マクラメロープは糸状になりますので、その糸を折り返して結び目を包みます。

結び目を包んだら、余ったマクラメロープでぎゅっと結びましょう。

結んだら、また糸を折り返して結び目を包み込みます。

包み込んだら、余ったマクラメロープで再度ぎゅっと結びましょう。

余った糸を適当な長さで切り揃えたら、ポンポン房の完成です!!

© kousaki kanae

これで、あなただけの専用法螺貝網袋の完成しました!

大変お疲れさまでしたーーーーー!

終わりに

本当に、本当にお疲れさまでした!

これで、気兼ねなく法螺貝を外に持ち出せるようになりましたね!

自分で制作した道具は、愛着も一入です。

苦労して編み込んだ網目一つ一つを眺めてうっとりしたり、法螺貝を実際に入れて両手で抱きしめて撫で撫でしたり、もう思う存分あなただけの法螺貝網袋を愛でてください!!

そして、御山へ!霊場へ!一緒に連れて行ってあげましょう!

網袋に入れたまま、法螺貝を高々と吹き鳴らせば、頼もしい相棒だと心から実感できるはずです!

良き山伏ライフをお送りください!

© kousaki kanae

制作、お疲れさまでした!

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