なにも分からないけれど、タロット占いをやってみたいっ!
でも調べてみたら、たくさんカードがあるみたいなんです…。
どれがおすすめですか?また、タロット占いには何が必要でしょうか?
確かに…!
「タロットカード」と検索すると、いろんなカードがでてきて迷いますよね。
この記事では、タロットに興味を持ってみたけど、どのカードを選べばいいのか分からない、
タロット占いで必要なものを知りたいという方の疑問にお答えいたします。
結論から申し上げますと、タロットカードでおすすめの初心者向けはライダー版です。
まず、タロットカードの代表格としては、ウェイト版とマルセイユ版があります。
※ウェイト版はライダー版と同じものです。以降はライダー版と表記を統一します。
なぜ、初心者向けにライダー版がおすすめなのかというと、世に出ているタロットの解説本はライダー版を基準としたものが多いからです。
タロットカードは海外製のため、購入しても日本語の解説書はついてきません。
ついてきたとしても、ごくごく簡単なものです。
大抵の場合は、別途タロット占いの解説本を買うことになるのですが、書店で売られているもののほとんどはライダー版を基準としています。
だから、まず最初に買うならライダー版のタロットカードにしましょう。
マルセイユ版のほうも気になっていたんですが……
マルセイユ版をおすすめしている占い師さんもいらっしゃいますし、
ライダー版よりも気になっているという方もいらっしゃると思います。
これは正直に申し上げますと、最終的には好みの問題になっていきます。
占いは直感的な面がありますから、お気に入りの道具だと気分が向上する、集中できる、といったような利点があるでしょう。
とはいえ、完全初心者ならば、やはりライダー版をおすすめすします。
なぜなら、ライダー版とマルセイユ版では、異なっている点があるからです。
タロットカードの構成ですが、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚、計78枚1組となっています。
ライダー版は78枚全てが絵札のため、絵の雰囲気と相まって、カードの意味が比較的覚えやすいと思います。
対して、マルセイユ版ですが、大アルカナのみが絵札となり、小アルカナは全て数札となります。
つまり、トランプの札1枚1枚に、いろんな意味があるのと同じことです。
どうでしょうか?
すでにタロットに慣れているのであればともかく、初めての人にはハードルが高いように感じませんか?
個人的には、覚えにくいと感じますし、初心者の方にはおすすめいたしません。
実は、マルセイユ版とライダー版ではカードの順番が一部異なっています。
例えば、大アルカナの中に「正義」というカードがありますが、マルセイユ版では8番目、ライダー版では11枚目となっています。
そして、同じく大アルカナの「力」のカードが、マルセイユ版では11番目、ライダー版は8番目となっております。
つまり、「正義」と「力」のカードが入れ替わっているんですね。
その他、マルセイユ版とライダー版では、絵柄や構図も微妙に違っていたりします。
先に少し触れましたが、ほとんどのタロットカードの解説本は、ライダー版を基準としています。
マルセイユ版とライダー版では、順番や絵柄が異なっていますので、間違って覚えてしまったり、返って混乱してしまうなど、スムーズに習得できない可能性が考えられます。
実は、カードの意味自体は、ライダー版もマルセイユ版も同じです。
マルセイユ版をどうしても使いたいという場合は、
先にライダー版を習得してから、マルセイユ版へ乗り換えるという流れがスムーズだと思います。
以上のことから、初心者向けにおすすめのタロットカードはライダー版となります。
改めて整理しますと、初心者がタロット占いをするために用意するものは以下の2つです。
それは、ライダー版のタロットカードとタロット占いの解説本です。
まずはライダー版のタロットカードを用意しましょう。
大きな本屋さんなどで扱っていますが、通販でも手に入ります。
また、同じライダー版でも、かわいい絵柄やきれいな絵柄のカードもたくさん出ていますが、初心者ならば、まずは基本のカードをしっかり押さえておきましょう。
タロットカードは与えられた意味だけではなく、絵柄そのものから読み解くことも重要になってきます。
かわいい絵柄やきれいな絵柄のカードは、元々のタロットをアレンジしたりデフォルメしたものが多く、
絵の要素を省略していることがままあります。
また、独自の意味を与えている場合もあります。
スムーズに習得するためにも、まずは基本をしっかり押さえたライダー版の
タロットカードを入手しましょう。
※サイズは一般的なもの(スタンダード)を注文すれば間違いはありません。
ですが、手が小さかったり、携帯性を重視したい場合は、小さいサイズのものでも問題はありません。
売られているタロットカードは海外製のため、日本語の解説書はついてこないことがほとんどです。
日本語の解説書がついてくる場合もありますが、簡単な訳語のため、あまり参考にならないことも…。
解説本を別に用意すると良いでしょう。
今は、初心者向けに丁寧に解説している本がたくさんあります。
個人的には、タロットカードの絵柄も覚えやすいようにフルカラーのものをおすすめします。
タロットカードを用意するときには、ぜひ、解説本もセットで用意しましょう。
※占う時に机に広げる専用のマットもありますが、これはあれば便利かな〜程度です。
専用のマットじゃなくても、大きめのハンカチやスカーフ、100均で売っているフェルト布で充分対応できますよ。
ここまでお読みくださり、誠にありがとうございます。
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